メール相談フォーム
ターナー症候群とは

ターナー症候群の原因

早期発見の重要性

成長ホルモン治療

心のケア

医師の紹介

関連サイト
監修  野瀬クリニック院長 野瀬 宰

心のケア

本人への告知
イラスト 本人へ告知する前に親がターナー症候群について正しく理解することが大切です。そのためには医師から何度も説明を聞き、わからないことがあれば確認してください。(当サイトのメール相談を利用していただいても結構です。)
 本人への説明は年齢によって理解力も違うため、その子にわかるように言葉を選んで話すことが大切です。

 また、段階的に伝えていく方が理解しやすく、受け入れていけると思います。
 たとえば、小学校入学前後に低身長の検査で診断された場合には、まず「背を伸ばすために成長ホルモンを注射するんだよ」とこれからはじまる治療の意味を説明し、不安を軽減します。次に小学校5〜6年生になる頃に、二次性徴が自然にこないことを話し、いずれ女性ホルモンを内服して補充しなければいけないこと、そうすることでみんなと同じように二次性徴がおこってくることを伝えてあげてください。そして、最終的に成長ホルモンの治療が終了する時にターナー症候群についてより正確に説明し、本人に正しい理解をしてもらい、改めて受け入れていってもらうことが大切です。

 本人たちは親から説明を聞くことを希望する人が多いようです。ただ、医学的なことは医師からの説明がより適切であることもありますので、両親が医師と連絡を取りながら協力して告知することがいいでしょう。

野瀬クリニック  のせ小児科クリニック